ロワゾー・ド・リヨン

ひばりの巣箱の中にはリヨンの小鳥、「こまどり(ルージュゴージュ)」
が住んでいます。

天井から吊られた黒板の下にたたずむ立派な冷ケース、ちょっとコーヒー
専門店には似つかわしくないかも知れません。

それもそのはず、実は、テレビや雑誌などでも知られています加登シェフ
のパティスリー、「ロワゾー・ド・リヨン」の本店で使われていたメイン
の冷蔵ショーケースなのです。

コーヒーロースターが命の次に大事するものがあるとすれば、焙煎機で
しょうか。

では、パティシェが命の次に大事にするものがあるとすれば、さしずめ
ラショナルやバッケンなどのオーブンになりそうなのですが、違います。

それこそが、冷蔵ショーケースなのだそうです。

ましてやこの冷ケースは、氏が初めて手にされたご自身のショーケース
ですから、それこそ細部に至るまでシェフが想いを込めて特別注文した
どこにもないワンオフモデルに仕立てられています。

ロワゾー・ド・リヨンで、この冷ケースの中に並べられた宝石のような
ケーキをワクワクしながら選んでいたのは、まだ去年のことです。

養生を解かれ「ひばりこーひー」の店舗にたたずむ姿を見て、胸が熱く
なりました。

冷ケースを長い間お預かりいただき、丁寧にリコンディションをしていた
だいた「ダイヤ冷ケース」の皆さまにも心から感謝をしています。

フランス菓子についての情報サイト、「メレンゲネット」さんのページに
ロワゾー・ド・リヨンの開店を待つ冷ケースの姿があります。

フランス菓子のお勉強支援サイト MERINGUES NET
http://www.ne.jp/asahi/meringues/net/boutiques/lyon.htm
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# by hibaricoffee | 2009-06-25 03:14  

ひばりの巣箱

巣箱のような小さなお店に、なんと、本当の巣箱が作り付けられました。

デザインを担当してくださった大井先生、施工を担当してくださった福田社長、お二人が感慨深く見つめます。

道ゆく人達も、みな一様に巣箱を見上げて通ります。

そんな様子を観察していると、顔なじみになったドライバーの方が手を振りながらクラクションを鳴らして通り過ぎてゆきました。

不思議なことに誰の表情にもみな笑みがこぼれるのです。

途切れなく続く皆さんの笑顔がとても印象的でした。

店内もきょう一日は力仕事ばかり、天井から重い重い黒板を吊り、主だった什器を据えることができてようやっと先が見えました。
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# by hibaricoffee | 2009-06-25 01:28  

ダージリンティー産地セミナー

明日は、ダージリンティーの産地セミナーに参加します。

ダージリンでも屈指の茶園、タルボ農園のマネジャーでいらっしゃる
J.D.Rai氏を、「リーフルダージリンハウス」の山田 栄さんが日本に招い
て実現したセミナーです。

ダージリンはもとより、紅茶生産者の生の声に触れる機会などほとんどあ
りません。

素晴らしい機会に恵まれました。

そして、まるで計ったようなタイミングで「ひばりこーひー」に設えた
紅茶専用コーナーの仕上げも終えることができました。

産地の茶園にあるテイスティングルームをモチーフにして、窓際の一角に
カウンターを大判の真っ白なタイル貼りにした陳列棚を仕立ててもらった
のです。

紅茶ごとの美しい水色(すいしょく)をお客さまに楽しんでいただけたら
嬉しいです。

私とガーデンティーとの出会いは、スペシャルティコーヒーよりもはやく、
手にした一杯のダージリンティーが、サロン・デュ・ショコラで出会った
カカオ(ショコラ)、そして、スペシャルティコーヒー、クラフトビール、
ワインへと続いてゆく、素晴らしい香味の世界へと誘ってくれた、まさに
「a nice cup of Tea」だったのです。

ご覧のようにとても小さなコーナーですが、紅茶の世界でずっと私を支え
てくださってきた方々の想いと夢が詰まっています。

明日はちょっと良い報告を手にお伺いできそうです。楽しみでなりません。
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# by hibaricoffee | 2009-06-22 03:24  

ワークショップを終えて

北は北海道から、南は九州まで、各地のロースターが一同に会して催される
ワークショップに参加するため、昨日は終日現場を離れることとなりました。

そして、今朝の「ひばりこーひー」です。

驚きました!僅か一日でいったい何が起きたのでしょうか。

外装はもとより内装に至っては圧巻です。

いちいち唸りながらひとしきり見てまわったあと、あることに気がつきま
した。今日は誰ひとり来る気配がありません。

取り敢えず外の掃き掃除を始めると、近所の方が声をかけてくださいまし
た。

「昨日は皆さん随分遅くまで頑張っていらしたよ!」

いつも夜の9~10時は当たり前の現場と知って随分遅くまで
と言われるのですから、昨日は皆さん深夜作業だったんですね。

ドアを開けた瞬間、隅からすみまで整然と仕上げられ、本当に見違えてし
まうようなさまに、まるで「どんなもんだい!」と言われているような気
はしていました。

昨晩の様子が目に浮かぶようです。
職方の皆さんも同じように、私の驚く姿を思い浮かべながら頑張ってくだ
さったのではないでしょうか。

すぐにでも喜びと感謝の気持ちを伝えたかったのですが、きょう一日は誰の
携帯電話も鳴らさずにおくことにしました。
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# by hibaricoffee | 2009-06-21 03:55  

6月17日のひばりこーひー

6月17日の「ひばりこーひー」です。

いよいよ工事も佳境に入り、皆目がまわるような忙しさです。
監督を始め、職方も殺気立ってきました。

縁あって私自身が職人だったときもありましたが、それも今は昔。
ただ、そんな経歴があるからこそ殺気立つ現場のなか職方と一緒に居られるのだと実感した次第です。

普通であれば、施主であっても体よくつまみ出されるような慌ただしさになってきています。

慌ただしいながらも嬉しいことに、施主である私のためでもなく、高名な設計士の先生のためでもなく、職方の皆さんはまだ見ぬ「ひばりこーひー」のお客さまの一人ひとりのために労をいとわぬという点で一致してくださっています。

いまでは職人の方から「それは果たしてお客さまのためになるんでしょうかね?」とダメだしが出るほどです。

その「ひばりこーひー」は12坪ほどもない本当に小さな店舗です。

ただ、そんな巣箱のような小さなお店を出すだけのために、どれほどの労力が必要なのか、いまようやっと身にしみているところです。

恵まれたことに周りの先輩諸氏は、皆、力強く道を切り開いてゆかれる方々ばかりで、そのお姿は私にとってとても心強くうつります。

よし!明日も頑張ろう!
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# by hibaricoffee | 2009-06-17 17:32