明日、池袋の明日館で催す公開講座「コーヒーの世界へ飛び込もう」は、紅茶をゲストに招く回。
今回のペアリングで紅茶とコーヒーがエスコートする相手は、世界で最も著名な美食家「ブリア サヴァラン」の名を冠した二品。
そのブリア サヴァランが著した「美味礼賛」は、190年間一度も途切れることなく増版を重ねているというのですから驚きます。
190年前の原書ではさすがに読みにくいことだろうと思っていたのですが、ワイナリーを営み自らも美食家である玉村豊男氏が、細やかに注釈を加えながらブリア サヴァランの原書をバッサリと改編した改訳版があるということで、遅ればせながら私も手に取りました。
コーヒーについても書かれていて、とても面白い。
190年ものあいだ増版を重ねている理由がよくわかります。