新年あけましておめでとうございます。
穏やかないち日をいかがお過ごしでしょうか。
私は、コーヒーと焼き菓子を手に、クリスマスブーケを整えていました。
フレンチスタイルの草分け、フローリストのローランボーニシュさんが束ねてくださった、エレガントなバラもラナンキュラスもチャーミングなスイートピーもいなくなりましたが、ブルーアイスやジュニバーベリーに触れるたび、フワッとグリーンの爽やかな香りがひろがってとても清々しいです。
コーヒーはもとより、紅茶からワインまで、味わうことの醍醐味はあと口と余韻だと感じています。
もちろんファーストインプレッションも大切ですが、コーヒーをはじめ味わうことを重ねてゆくにつれ、あと口と余韻の大切さがわかってきました。
今日はクリスマスブーケの華やかさに酔いしれた、その後に訪れるブーケの醍醐味を味わっていたのかも知れません。
新しい年もまた、あと口と余韻をなによりも大切にしてゆきたいと思います。