バー キングラムからお酒になったコーヒー「フレーバード ラム」をご紹介いたします。
2020年 12月 01日
ル マグノリアの伊東シェフのインスピレーションを沸き立たせたこのラム酒。
池袋にあるラム酒専門の「バー キングラム」のオリジナルメニューで、甘みを残したグアテマラのラム酒に、焙煎したばかりのコーヒーをそのまま漬け込んで香りを移した極上のフレーバード ラム、いわば、お酒になったコーヒーです。
このオリジナルメニューのために、キングラムの原田オーナーバーテンダーが選んだラム酒が「ロン サカパ23」。
そして、数あるグアテマラ コーヒーから原田バーテンダーが最後に選んだのもリベルタッド農園のリゼルヴァでした。
グアテマラは、中央アメリカ最北端の国。
山岳部のコーヒーと、沿岸部のサトウキビから作られるラム酒は、グアテマラの二つの至宝です。
サカパは、ホンジュラス国境に近いグアテマラ南端の町。
東にのぞむイザベル湖の向こうはもうカリブ海。
グアテマラ東海岸は、サトウキビの銘産地なのだそう。
そこで蒸留されたラム酒は、標高2,300メートルという文字どおり雲の上にある高地まで運ばれて、シェリー酒に使われていたオーク樽で、まるでシェリー酒のように毎年継ぎ足されながら熟成されるといいます。
グアテマラ最南端で選りすぐたれたラム酒と、メキシコ国境に近いグアテマラ最北端のコーヒー、リベルタッドとが最高の相性というのですから、偶然とは不思議なもの。
このもうひとつのリベルタッドコーヒー「ロン サカパ23のフレーバード ラム」が縁で、洋酒と洋菓子、そしてコーヒーという、3つの味わいの世界が出会い繋がり始めました。
3つの味わいの世界が美味しさで繋がるなんて、とても素敵なこと。
原田バーテンダー、伊東シェフ、ありがとうございました。
コーヒーの多様な世界が、いよいよひろがってゆきます。
by hibaricoffee | 2020-12-01 01:21