チョコレートとコーヒーを楽しむ会 VOL.2を催しました。
2019年 04月 22日
今回も8名の参加者の皆さまとご一緒に、チョコレートとコーヒーを楽しむ会 VOL.2を催しました。
豊かな自然とカカオやコーヒーとともに生きる人々の手によって育まれた、果実のカカオやコーヒーが秘める魅力と、遠い産地に想いを馳せながら会は始まります。
カカオ豆などは目にするのも初めてという方も少なくありませんでしたが、カカオ豆やコーヒー豆に触れるばかりでなく、口に頰ばって、味わってみていただくと、その香りと味わいの豊かさに驚きの歓声があがりました。
農園で摘み取られたカカオやコーヒーの実が持つそれぞれの個性と魅力をそのままに、2種類のタブレットチョコレートと、2種類のコーヒーを味わい比べながら、いつしか東アフリカのマダガスカルや、中央アメリカのグアテマラという、遠く離れた産地へと想いが馳せてゆきます。
さらには遠くアステカの時代、そもそもが飲み物であったチョコレートを、現代のショコラショで体験いたします。
今回は、カカオ70%のクーベルチュールを牛乳に溶いたオーソドックスなショコラショを作りました。
最後は、果実のカカオやコーヒーが秘める魅力的な世界からさらに一歩踏み込んで、味わったばかりのタブレットチョコレートを素材に腕をふるい、まるで宝石のようなスイーツに仕立てる、ショコラティエやパティシエたちが放つ魅力を、このときの為にあつらえたようなとびきりのコーヒーとともにゆっくりと楽しみます。
今回選んだのは、ル ショコラ アランデュカスが今年の復活祭のために特別に仕立てたチョコレートのイースターエッグ「ウフ トゥルネ」。
グアテマラの黄色に熟すコーヒー、エルインヘルト農園イエローナンスとともにお楽しみいただきます。
スィートチョコレートの中に、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ココナッツをキャラメリゼしたプラリネが詰まったボンボンショコラとのマリアージュにすっかり魅了されました。
次回も、とびきりのコーヒーとともにまた違った魅力を放つ、新しいチョコレートを使ったスイーツをご用意いたしますので、楽しみにされていてください。
湯を注ぐと立ちのぼるコーヒーの豊かで芳醇な香り、タブレットチョコレートを刻んだときのカカオの切れるような鮮やかな香り、火にかけたショコラショにとろみがついて、チョコレートの甘く艶やかな香りに部屋中が満たされる瞬間、子供のように頰にチョコレートをつけながら、そんな一つひとつの瞬間に胸を躍らせる一日になりましたら嬉しいです。
休日の大切なひとときにご参加をくださいました皆さま、本当にありがとうございました。
一歩いっぽ前へと歩みを進めながらコーヒーと向き合ってきているように、楽しむ会も一回いっかいを大切に重ねてゆきたいと思います。
by hibaricoffee | 2019-04-22 19:40