思いもかけなかった夏休みの宿題
2017年 08月 16日
アルコールが苦手な私も、この隣人と仲良くなりたくて、ワインと少しづつお付き合いを始めました。
ワインを通して、コーヒーのことはもとより、美味しさについて様々なことをあらためてみることができたり、ときどき思いもかけない新しい気付きがあったりと、とても多くのことを楽しみながら学んでいます。
夏休みの今日、期待に胸を膨らませてとっておきの白ワインを開けました。
花の蜜を感じさせる甘い香り、レモンのような柑橘系の清涼感と蜂蜜の濃厚な味わいのなかに、西洋サンザシのようなハーバルな香りが見え隠れして、後口からグレープフルーツのようなビター感を伴いながら、甘い花の香りとともに長い余韻へと続いてゆきます。
明るく、凝縮感もあり、香りのなかには生のアーモンドも感じて、なるほどテイスティングコメントにある通りなのですが、果たして、私にはこの味わいが美味しいといえるのかわからないのです。
最後の一滴まで味わってもその魅力がわからない、さて困りました。
思いもかけない夏休みの宿題を出されてしまいましたね。
さあ、どう解いたものか。
by hibaricoffee | 2017-08-16 02:14